PhilShooting

ハンドガンの基本的射撃方法-1



ハンドガンを訓練をしていない人や経験の少ない人が撃つとどうなると思いますか?
15m先の1mの高さの標的に対して撃つとだいたい地面を撃つことになります。

逆に言うと、素人に狙われても15m離れていれば当たらないということです。
さらに逆に言うと相当上を狙わないと当たらないということです。

自分も30年位前に米軍払い下げの M1911A1 という像撃銃で最初に射撃をしたときは、狙っても狙っても下に行ったので、少し上を狙って撃ったらようやく的の下の部分に当たった覚えがあります。




ちなみにM1911は、1911年に米軍で正式化され1980年代まで使用された銃です。

ではどうやったら当たるのでしょうか?

大きくは
・姿勢
・呼吸
・狙いと引き金の引き方

でしょう。

最初の間違いは、やはり引き金の引き方にあります。映画のようにかっこよく撃ったら、撃った瞬間は銃口は下を向き、リアクションで上に上がります。上に行ったと思うんでしょうが、実はとんでもなく下に行っています。
ゆっくり引き金を引くことがこつのひとつです。

あと撃つ瞬間に動が静になっていなくてはならず、姿勢が固定され、呼吸でも動かない そういう体勢が必要ですが、最初の課題はやはり引き金の引き方だと思います。
最終的には実弾で訓練するしかないんですが、、、、
 
 余談ですが、自分は、Philshootingを始める前は、よく仕事や観光に来られる方を要望により射撃に案内することがありました。もちろん観光の射撃場です。
 マニラには安くてリーゾナブルな射撃場もありますが、怪しいところもあります。
 セブを始めリゾート地にも結構ありますが、おおむね同じです。

 知り合いをセブの射撃場に連れて行ったのですが、10m標的 38口径10発 その人は説明を少し聞いて、映画のように撃ちまくりました。 2発命中、時間10秒  はやい。。。。。
次45口径5発 早い。全弾不命中 5秒
まあ本人はすっきりとした顔をしてたんでまあいいでしょう。。。。


 さて、値段はさておき、そのとき、あまりにも射撃の安全管理とか操作とか自分が自衛隊出身であるからかもしれませんが、統制が取れていなく、言葉もわからないのに、大変危険だし、ただ撃っているだけではないのかと思ったのがPhilshootingを始めるきっかけにもなったわけです。
  
 長くなりましたが、射撃技術とは直接関係ない話なので、続きは、「フィリピンの面白い話のフィリピンの射撃事情」にて書きたいとおもいます。


Philshootingでは、安全な射撃場で認定された指導者の下で実弾射撃訓練を開催しています。


更新暦
2014.0504 一部内容詳細