PhilShooting

ハンドガンの基本的射撃方法-2



ハンドガン射撃について以前に以下のように書きました。

大きくは
・姿勢
・呼吸
・狙いと引き金の引き方
があります。

正確に当てるための精密射撃にはこれを確実に行うことが大事になります。
なので、射撃間隔としては、早くても2−3秒に一回の割合になると思います。
口径が大きいほどこの間隔は大きくなります。
なぜならば、姿勢、呼吸、狙いの修正に時間が多くとられるからです。

もう一方では、制圧射撃というのがあります。
これは、正確性を求めるものではなく、そのあたりに弾着すればいいというもので、相手に何かする隙を与えない、
まあ当たればいい、弾が豊富にあるなどなどの 諸条件の撃ち方になります。

パンパンパンと撃って、正確に当たればこの両方ができたことになります。
姿勢、呼吸、引き方をいかにタイミングよくやるかでこの速さが決まってくると思います。
練習次第では、1呼吸で2,3発は撃てるようになります。
小口径、反動(リバウンド)が少ない銃ではこういう撃ち方もできるかもしれません。
訓練によると思います。


 ハンドガンで推奨をしているスポーツシューティングの競技会では時間と命中を競います。
スポーツ的な服装とスピードを早くするための装備(ホルスター、競技会用の銃など)で、最初見たときは、実戦とは違っていてオリンピックと同じでかなり奇異に感じ、スポーツ的なんだなとおもったものでしたが、やってみるとそれはそれで楽しいものです。スポーツなので楽しいが一番だとおもいます。

 スポーツ競技をしている人の最上位がTopShooterと呼ばれていますが、彼らはめちゃくちゃ早くてしかも正確に当てることができます。
安全点検
基本はホルスターから抜いて撃つ
移動する
また撃つ
また射撃する
・・・・
安全点検
平均して1秒に2発は撃っているとおもいます。

こんな感じです。





競技会では、紙のターゲットに2発(ダブルタップ)撃って、当たり所により得点が違います。スチールのターゲットは当たるまで撃つということになりますが、彼らは、常にTopなので満点となるようです。
実際、紙ターゲットでもほとんどAにあたっているようです。

ここまでくるには一日1000発とかという練習をするらしいですが、Topになってからも練習を維持していないとTopは守れないようです。



更新暦
2014.0504 一部内容詳細