PhilShooting

ライフル射撃の基本姿勢



ライフル射撃の基本姿勢に関して、簡単に説明します。

以前にも説明したことはあると思いますが、基本姿勢として

・寝撃ち(Prone Position)
・膝うち(Kneeling Position)
・立ち撃ちが(Standing Position)

があります。

写真は、コースに参加された方で、特に素晴らしい姿勢と命中精度だった方を掲載しています。(本人の了解はいただいております。)

















命中精度は、人体だけで撃つ場合、姿勢が低いほど高いです。
立っていてもしっかりと銃が固定されていれば当たります。

また銃身に脚をつけて撃つ場合も、脚である程度銃が固定されるので、当たりやすくなります。

ハンドガンをやられた方で、そこそこでも、まだまだという方が、ライフルを撃ってみると結構当たるのに驚かれます。

Philshootingでは、現在25mの距離しかないので、特に当たると感じるのでしょう。

当たるといのは、

現在、的は人体型の A,C,Dゾーンが書いてあるものを使用していますが、Aで横20cm、縦30cm程度、Cで横30cm、縦40cm程度、Dで横40cm、縦50cm程度であると思います。
その的でハンドガンでは20m離れていてDに入ったものを一応合格としています。

ということです。

ライフルでは25mの距離でやるのですが、ほとんどAゾーンに入るので、ハンドガンをやった人は当たると思ってしまいます。

Philshootingでは、基準を200mにしており、200mの距離で、同じ的のDゾーンに入った場合を合格としています。
つまり、どういうことかと言うとです。

距離200mでま直径40cmの的にはいるということは、
25mでは

200÷25=8  40÷8=5   で 25mでは直径5cmの円に入るということです。

どうですか? Aゾーンの20cmで喜んでいる場合でありませんね。やはり5cmの円に入れるのは結構、撃ち込まないとはいりません。

そこそこ訓練をして ようやく 寝撃ちで10発中10発全弾、膝うちで6,7発、立ち射ちで5発というところでしょうかね。。

Philshootingのライフルコースでは、M16、M4を使って、それぞれの姿勢で合計650発撃ち込み。訓練をします。
最初はそこそこでも、インストラクターの指導によりだんだんとうまくなります。

最終的には、こんな感じになります。






最後にライフル射撃では、照門、照星による調整というのがありますが、これは次回以降に説明します。
Philshootingでは、銃の調整、分解結合までもコースで行います。



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